一男二女 子育て日記

息子、娘たちの成長について

授乳トラブル 乳腺炎予防

母乳育児で怖いのが、乳腺炎ですよね。
私は1人目と3人目で乳腺炎を経験しました。
40度近い高熱が何日も続いたり
おっぱいを吸われると
針を刺されているような激痛が走ったり。
高熱の中体を起こしての授乳が
とにかく辛かったです。


ここでは
子供3人の母乳育児を通して感じたことを
書いていきます。
今回は乳腺炎にならないために
私が気をつけたことについて。
授乳期間中は大まかに、次の4点に気をつけて
生活しました。

①授乳時のポジショニング
②授乳間隔
③食事内容と飲み物
④肩こり、頭痛など


①授乳時のポジショニング
兎にも角にも、このポジショニングが最重要です。
お母さんのおっぱいの乳首の形などによって
最適な授乳態勢はそれぞれ異なります。
そして、左右のおっぱいの形も違ったりするので
右と左で違う態勢であげた方がいい場合もあります。

私の場合は、右は脇に抱えるフットボール抱きで
左は赤ちゃんを横向きにして抱く態勢がベストでした。

そして、おっぱいの咥えさせ方にも注意です。
赤ちゃんにしっかり吸ってもらうためには
乳首が隠れるくらい、大きく口をあけて
おっぱいを咥えてもらう必要があります。
乳首だけを吸わせてしまうと、おっぱいの奥に
どんどん古いお乳が溜まっていって
しこりになってしまうこともあります。

それから3人目の授乳で、最近乳腺炎になったときに
出会った助産師さんに指導してもらったこと。
赤ちゃんを支える手の場所も大事でした!
授乳する時って、片方はおっぱい、片方は赤ちゃんを
支えますよね?
おっぱいを支える手は、おっぱいの根元からぐっと
前に押し出す様にします。
赤ちゃんを支える手は、首から肩甲骨あたりに当てて
これまたぐっと赤ちゃんとおっぱいを密着させます。

この、赤ちゃんを支える力加減が少し難しいですが
優しすぎると、おっぱいと赤ちゃんの口に隙間ができて
授乳中、カッカッとか、チュッチュッと飲んでる音が聞こえてきます。
気持ち強めに赤ちゃんをおっぱいに引き寄せてあげると
隙間がなくなり、ゴクッゴクッとしっかり飲めてる音が聞こえると思います。
そうすると、しっかり吸ってもらえるので
飲み残しが減って、乳腺炎予防にもつながります。

ポジショニングについて、どうしても上手くいかない時は、助産院などで指導してもらうことをお薦めします。
ベテラン助産師さんなら、それぞれのお母さんと赤ちゃんに合った態勢を的確にアドバイスしてくれるはず。
ベストは入院中に、助産師さんにポジショニングをしっかりみてもらうこと。
私は3人目だし大丈夫だと思われたのか、
飲ませ方の指導も全くありませんでした。
結果、退院後に乳腺炎になり、
助産院で出会った助産師さんに正しい飲ませ方を
指導してもらいました。

自分が思っていたより、赤ちゃんをぐっと自分に密着させることにびっくりしました。夏だったから汗だくでした(笑)


②授乳間隔
夜、お母さんも赤ちゃんも寝過ぎちゃって
前の授乳から5時間とか空いちゃうと危険なことも。
特に新生児のうちは、いっぺんにたくさん飲めないから
飲み残しがおっぱいに溜まっていくことで
しこりになりやすかったりします。

逆に授乳間隔がみじか過ぎても、飲み残しの原因になることがあります。
私は3人目で、泣いたらおっぱいを繰り返していたら
どんどん飲み残しがおっぱいに溜まり
結果乳腺炎になりました(泣)
間隔が短すぎて、赤ちゃんがちょっと飲んでは
寝てしまい、湧いたおっぱいをしっかり飲ませきることができていませんでした。


③食事内容と飲み物
おっぱいはお母さんが食べた物からできています。
体に良いもの、血液がさらさらになるものを食べていれば、おっぱいもさらさらしたものになって
赤ちゃんもゴクゴク飲んでくれます。
手っ取り早いのは
毎日具だくさんのお味噌汁を飲むことです。
特にゴボウはなるべく入れること。
私は乳腺炎になったあとから欠かさず食べてます。
便秘ともおさらばできるから、かなりお薦めです♪

冷たい飲み物にも気をつけた方がいいです。
体を冷やすと血流が悪くなって、おっぱいが詰まりやすくなるようです。
特に夏は暑くて、氷を入れたキンキンに冷えたものを
飲んでしまいがちなのでね。


④肩こり、頭痛など
一日中抱っこに授乳、オムツ替えで疲れが溜まってくると、血流が悪くなっておっぱいも詰まりやすくなります。
私は乳腺炎になる前日、肩こりと頭痛がひどかったです。
産後は育児に必死で自分のことが疎かになりがちですが
ストレッチしたりして、なるべく体をほぐすようにしてあげるといいですね。


いかがでしたか?
母乳育児って大変なこともありますが
軌道に乗ればとーっても楽ちんでもあります。
乳腺炎に気をつけて、快適な母乳ライフを過ごしたいですね♪